オフィス・テナント用語集

オフィス・テナント探しで聞き慣れない・見慣れない用語はこちらでチェック!オフィス・テナントに関わる用語をわかりやすくご説明致します。下記のリンクから用語の頭文字が含まれる行を選択して下さい。

【 宅地建物取引業 (たくちたてものとりひきぎょう)】
宅地・建物の売買、交換、または宅地・建物の売買、交換、賃借の代理、媒介の行為を業として行うこと。

この業を営もうとするものは国土交通大臣または都道府県知事の免許を受けなければならない。

また、公正な不動産取引を確保し、かつ円滑に運営するよう努めなければならない。

【 宅地建物取引業法 (たくちたてものとりひきぎょうほう)】
宅地建物取引業を営む際の免許制度、及び不動産の公正な取引と円滑な流通を目的に制定された法律。
【 宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)】
宅地建物取引士証の交付を受けた者を指す。

宅地建物取引士になるためには、都道府県知事が行う宅地建物取引士資格試験に合格し、都道府県知事の登録を受け、さらに宅地建物取引士証の交付を受けなければならない。

登録は、宅地・建物取引に関し2年以上の実務経験を有する者、または、国土交通大臣がその実務の経験を有する者と同等以上の能力を有すると認めた者とされている。

【 立退料 (たちのきりょう)】
賃貸借契約において、貸主から解約を申し入れる場合に、正当事由を補完するために貸主から借主に対し差し入れられる金銭のこと。
【 段階賃料(だんかいちんりょう)】
当初の賃料を低く設定し、その後段階的に値上げする新しい契約方法。

2年以上の契約、途中退去できないなどが前提条件となる。

【 地価 (ちか)】
土地の標準的な価格を意味する言葉。

土地公示価・固定資産税評価額・路線価(相続税評価額)で若干金額に差が出る。

【 賃料(ちんりょう)】
契約書に、月額総額表示される。

一般的に起算日は、オフィス内装などのテナント工事が開始される日とする。

賃料の支払時期は「翌月分を当月末(25日~末日)までに支払う」とした前払い方式が一般的である。

【 坪 (つぼ)】
面積の単位。約3.3平方メートル(3.3058平方メートルを使う事もある)畳2枚分の広さ=1坪
【 定期借地権 (ていきしゃくちけん)】
平成4年施行の新借地借家法は、一定の要件の下で、更新がなく契約所定の期間で確定的に借地関係が 終了する「定期借地権」の契約を認めた。

一般定期借地権、建物譲渡特約付借地権、 事業用借地権の3種類がある。

【 定期借家権 (ていきしゃっかけん)】
平成12年に施行された「良質な賃貸住宅等の供給の促進に関する特別措置法」が定期借家法の正式名称。

従来の普通借家契約とは異なり、契約期間の定めがある賃貸借契約について、その期間の満了により確定的に契約が終了し、更新がないとする契約形態のこという。

【 抵当権 (ていとうけん)】
債権者が目的物の引渡しを受けないまま、債務が弁済されない場合に、その物の価額によって優先的弁済を受けることができる担保のことをいう。

抵当権の本来の効力は被担保債権が弁済期に弁済されないと きに目的物を競売して、その代価から優先弁済を受けることにあるが、目的物をもって直ちに弁済にあてることも可能である。

【 手数料 (てすうりょう)】
不動産取引では、売買、賃貸借等の契約に際し、当事者の一方または双方から媒介業者へ支払われる報酬のこと。

仲介手数料ともいう。

宅地建物取引業法において定められており、受け取れる報酬額には売買、賃貸借にそれぞれ制度がある。

【 手付け金 (てつけきん)】
売買、賃貸借等の契約に際し、当事者の一方から相手方に対して交付される金銭などのことをいう。
【 デベロッパー(でべろっぱー)】
直訳すると開発業者。

大規模な住宅開発や都市再開発、リゾート開発などをする業者。

土地造成や土地基盤の整備に始まり、住宅やビル、各種施設を建設し、分譲したり賃貸経営をする事業主体の企業。

【 転貸 (てんたい)】
いわゆる「またがし」。新規に賃貸借契約を締結の場合、契約書に記載されていなくても民法で禁止されている。
【 転貸借 (てんたいしゃく)】
基本的に禁止されている転貸だが貸主の承諾がある場合はこの限りではない。
【 テナント (てなんと)】<
英語表記は「tenant」。

本来は借家人を指すが日本では事業用に借りる人を指す。

店子(たなこ)ともいう。

【 登記簿 (とうきぼ)】
私法上の権利の得喪・変更など関係事実の存在を公示かつ保護するため、一定の事項を記載した公の帳簿をいう。
【 特約条項 (とくやくじょうこう)】
通常契約の他に当事者間に特別の条件や利益を伴う契約条項を付する際の契約に関する追加項目のこと。
【 徒歩所要時間の表示 (とほしょようじかんのひょうじ)】
道路距離80mにつき1分を要するものとして算出し、1分未満の端数については1分に切り上げることとしている。

坂道、歩道陸橋は考慮されず、信号の待ち時間も含まれない。

地下鉄駅出入り口や団地のような複数箇所起点・着点がある場合、それぞれ最短距離で表示する。

不動産公正取引協議会連合会が規定する、広告する場合の表示項目の1つとして定められている。

【 取引態様 (とりひきたいよう)】
宅地建物取引業者が宅地建物の取引を行う場合の立場を示したもの。

おおまかに売主・貸主、代理、媒介の3種類に分けられる。